ミサイル迎撃

7隻目イージス艦「まや」共同交戦能力を初搭載

  • 「まや」と命名された7隻目のイージス艦(30日午後、横浜市で)=谷川広二郎撮影
    「まや」と命名された7隻目のイージス艦(30日午後、横浜市で)=谷川広二郎撮影

 海上自衛隊に配備される7隻目のイージス艦の進水式が30日、横浜市内で行われた。八方を見渡せるとして「八州峰」とも呼ばれる六甲山系の摩耶まや山(神戸市)にちなんで、「まや」と命名された。2020年3月頃に就役する予定だ。

 建造費は約1680億円。米軍などと、敵のミサイルや航空機の位置情報などを共有する「共同交戦能力(CEC)」を初めて搭載した。自艦のレーダーが捕捉できない遠方からの弾道ミサイルなどを早い段階で迎撃でき、防空能力が大幅に向上する。弾道ミサイルに対処する新型迎撃ミサイル「SM3ブロック2A」も発射できる。

 海自は、21年までに就役予定の8隻目にもCECを搭載する予定だ。

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