エアコンのコンプレッサー稼働時間を減らす

窓と節電効果

エアコンと電気料金の関係について簡単に紹介しておきましょう。

エアコンは、室内機と室外機の2つで構成されています。室内機にはファンがあって、冷たい、あるいは温かい空気を室内に送り出します。そのために、室外機にあるコンプレッサーという電力を消費する機械が働いています。このコンプレッサーが働く時間を少なくすることが、節電効果につながるのです。

普段、私たちが使っているエアコンですが、エアコンのスイッチを入れてから切るまでフルにコンプレッサーが稼働しているわけではないのです。室内温度が一定に達すればコンプレッサーは運転を止め、室内の送風機からファンを通して一定の温度の空気が送風されているのです。

エアコンの設置温度を1度上げると10%のエネルギー削減効果があると言われています。1度上げることで室内温度がその温度になると、コンプレッサーは運転を止めます。大きな電力を消費する状態から早く解放されることになります。室内機のファンは送風していますが、コンプレッサーはお休みしているのです。

実験結果も公開されていますが、24時間暖房をつけっぱなしにしても必要な時だけスイッチを入れた場合(8時間と仮定)と比べた電気料金は3倍にはならず1.5倍程度だったようです。これは、コンプレッサーの稼働時間が影響しています。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください